ヘリコバクターピロリ菌について

ピロリ菌という菌の名前を聞いたことがあるでしょうか。この菌はヒトの胃の粘膜に住み着いており、胃潰瘍や胃炎、胃ガンなどの原因になることがわかっています。成人日本人の約半数の方が陽性です。最近ではある種の血液疾患(血小板減少症)とも関連していることがわかってきました。胃の調子の悪い方や胃潰瘍の既往のある方は一度ピロリ菌の検査をお勧めします。検査は検査のお薬を1錠飲んでそのあと呼気を紙バッグにためるだけです。朝絶食でお越しいただければ10分で終了します。また検査で陽性と判明した場合は1週間抗生物質を内服していただくだけで7−8割の患者さんで菌が消滅します。

お知らせ 2008.4.28


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