寒暖差アレルギーについて

朝晩と日中の温度差が大きくなると鼻炎の症状やせきたんが出てくることがあります。俗に寒暖差アレルギーと呼ばれていますが、厳密にはアレルギー反応が起こっているのではなく粘膜下の毛細血管が収縮、拡張して起こっている現象です。鼻粘膜で起これば鼻水や鼻詰まり、気管粘膜で起こればせきたんが出てきます。発熱がなく、秋から冬にかけてこのような症状があるときにはこの可能性があります。治療は対処療法になりますが咳がひどい場合は吸入ステロイドを使用することもあります。予防には衣服で温度差を調整したり、マスクの着用などですが、日頃から規則正しい生活や入浴、睡眠などに注意して自律神経が乱れないようにすることも重要です。

お知らせ 2024.10.17


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