マイコプラズマ肺炎について

今年はマイコプラズマ肺炎の発生が多くなっています。主に子供がかかる細菌感染症ですが、大人でも感染します。一般の風邪症状と似ていますが、頑固な気が持続するのが特徴です。主に飛沫感染ですが潜伏期間が2週間と長いために、感染経路がはっきりしないため診断が遅れます。発熱、咽頭痛、せきたんから始まり、咳が1-2週間止まらない場合はマイコプラズマ肺炎や咳ぜんそくなどを疑う必要があります。診断には咽頭のぬぐい液から抗原検査で判定(5-15分)することもできます。その他レントゲン写真や採血による白血球数、炎症反応などで総合的に判断します。抗生物質の内服で治療しますが、マスク、手洗いなどで予防することが大切です。当院でも検査可能ですのでお問い合わせください。

お知らせ 2024.11.1


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