食中毒に注意してください
冬場でも食中毒がよく発生しています。特にカキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べたときに多く見られます。2-3日の潜伏期間ののち激しい下痢、嘔吐と発熱が見られます。ウイルスは患者さんの吐物や便にも含まれています。またアルコール消毒でもウイルスは死滅しないので(次亜塩素酸が有効)家庭内で2次感染することもあります。また以前にもお伝えしましたが鶏肉の生キモたタタキからのカンピロバクター胃腸炎も頻度が増えています。鶏肉はしっかり火の通ったものを食べるようにしましょう。ごくまれにカンピロバクター感染症からギランバレー症候群という難病に発展することがあります。くれぐれもご注意ください。